イギリスで大人気のオーディション番組「ブリテンズゴッドタレント(BGT)」で、日本のお笑い芸人である「とにかく明るい安村」が日本人初の決勝に進出した。
BGTの舞台でとにかく明るい安村は ”TONIKAKU” という名前で人気を得た。
彼のお家芸であるパンツ一丁で様々なポーズをし上手くパンツを隠すことで裸に見せる芸は会場を大いに盛り上げた。
これを機に世界的に人気を得たとにかく明るい安村は一体どんな人物なのだろうか。
本記事ではとにかく明るい安村について紹介していく。
記事の最後には、日本のお笑い文化や特徴についてや東京で日本のお笑いが見られる劇場を紹介しようと思う。
その前に彼のイギリスでの活躍をまだ見ていない方は一度見ておいてほしい。
上の動画はとにかく明るい安村が初めて出場した回で、2023/4/22に番組で放送された時の動画だ。
その後は2023/6/2の準決勝に登場、敗退してしまったがワイルドカード(敗者復活)に選ばれ、2023/6/4の決勝に進出した。
決勝では惜しくも負けてしまったが、ブリテンズゴッドタレントでの日本人初の決勝の舞台に出場したことは快挙とも言える。
お笑い芸人「とにかく明るい安村」とは?
まずはとにかく明るい安村とはどんな人物なのか紹介していこう。
基本情報
本名 | 安村 昇剛(やすむら しょうごう) |
生年月日 | 1982/03/15 |
出身地 | 北海道旭川市 |
身長 | 177㎝ |
体重 | 90㎏ |
所属事務所 | 吉本興業 |
その他の情報 | ・NSC東京校6期生・趣味:野球観戦、アイドル(AKB48、Berryz工房、ほか) |
元々は「アームストロング」というコンビで活動。解散後、「とにかく明るい安村」という名でピン芸人として活動している。
彼は北海道の旭川市出身で、幼い頃から野球をやっていた。
少年野球ではピッチャーでエースだったようだ。
そんな彼は高校野球名門校である旭川実業高校に入学し、伝令係ではあったが甲子園に出場した経験もあるのだ。
その後お笑い芸人を目指し上京。
吉本興業が創設したお笑い芸人養成所に入学し、2000年からお笑い芸人として活動を始めた。
余談だがお腹の脂肪が減ったことでパンツを隠せなくなったことがあり、その時からパンツを隠せるように体型を気にしているらしい。
「とにかく明るい安村」名前の意味は?
海外の人が気になるのは「とにかく明るい安村」の名前の意味だろう。
英語の表現では「Anyway, Bright Yasumura」と、そのまま訳されているようだ。
ブリテンズゴッドタレントでは”TONIKAKU”と呼ばれたり”Tony”のように「トニー」と呼ばれていた。
芸風
とにかく明るい安村の芸風は裸芸だ。
パンツ一丁で現れ、様々なシチュエーションに合わせてパンツが隠れるようにポーズを取ることで裸に見せる。
裸に見えるポーズをしたあとには、決め台詞として「安心してください。履いてますよ」と言い、パンツが見える姿勢に再び戻るというものだ。
彼のお決まりのセリフである「安心してください。履いてますよ。」という言葉は2015年の流行語大賞のトップ10に選ばれたこともあり、ほとんどの日本人はこのセリフを知っている。
日本の「お笑い」とは?
日本のお笑いは世界中の国々とはかなり違った文化や特徴がある。
日本には様々なお笑いの方式があるのだが漫才やコントが特に有名だ。今から紹介する日本のお笑いの特徴はその漫才やコントでよく見られる。
ただし、とにかく明るい安村をはじめとしたピン芸人にはそれぞれ変わった芸風があるため以下の特徴には当てはまらないこともある。
ちなみにとにかく明るい安村もかつては漫才をやっており、ツッコミを担当していた。
では早速紹介していく。
①ボケとツッコミ
ボケとはわざと間違いや冗談を言ったり、面白い動作を行い、笑いを誘う行動。
ツッコミとはボケに対して指摘したり、合いの手をはさむ行動のことで、ボケとツッコミがはっきりと分かれており、うまく組み合わさることで生まれる笑いは日本のお笑いの最大の特徴である。
②ツッコミの際に相手を軽く叩いたり体をどつくことがある
ボケ役がボケると、それに対してツッコミ役がボケ役の頭を叩いたり、体をどついたりすることが日本のお笑いではよく見られる。
日本のお笑いでは普通のことであるが、海外の方が初めてそれを見ると驚いてしまうことも多々ある。
③皮肉や社会風刺が少ない
アメリカのお笑いは皮肉なことや社会風刺を題材に笑いを誘うことが多いが、日本ではそれらをベースにしてお笑いをすることは少ない。
とにかく明るい安村の場合も皮肉や社会風刺が全く無く、裸に見えるポーズをするだけで笑いを生み出している。
この他にも日本には漫才やコント、大喜利、さらには楽器を使って笑いをとったり、紙を切ることで笑いを起こす方式など幅広い表現方法が存在するのだ。
その他にも日本で1番面白い芸人を決める大会があることやお笑い専門の劇場があることも日本のお笑いの文化、特徴と言えるだろう。
ちなみにとにかく明るい安村が所属する事務所「吉本興業」は日本最大級のお笑い芸能事務所である。
このように日本には独自のお笑い文化が発展しているのだ。
本物のお笑いが東京で観れる!「ルミネ the よしもと」
先ほど日本にはお笑いの専門の劇場があるといった。
そのうちのひとつは東京にある。
その名は「ルミネ the よしもと」だ。
日本最大のお笑い芸能プロダクションである吉本興業が運営している劇場である。
東京の中心、新宿に位置する劇場なので誰でも簡単にアクセスすることができるのだ。
ここではとにかく明るい安村はもちろん、テレビ番組でよく出演している人気のお笑い芸人たちも頻繁に登場するので日本の本物のお笑いを楽しめる場となっている。
ルミネ the よしもと 基本情報
住所 | 東京都新宿区新宿3-38-2 7FJR新宿駅南口 ルミネ新宿店2 [7F] |
電話番号 | 03-5339-1112 |
座席数 | 458席 |
公演スケジュール | 平日2回 14:00, 16:10土日祝 11:30, 14:10, 16:50※平日は原則漫才、コントのみ しかしたまに少し変わったプログラムや夜の公演もある |
公式サイト | https://lumine.yoshimoto.co.jp/ |
チケット購入方法 | 公式サイトから購入可能 当日券も現地で購入可能 |
最後に
今回はイギリスの大人気オーディション番組で見事決勝進出を果たした” TONIKAKU” こと、とにかく明るい安村について紹介してきた。
日本でも時の人となった時期がある彼はついに世界的にも有名になったのだ。
そんなとにかく明るい安村についてこの記事を読んで少しでも知ってくれたのであれば光栄だ。
それとともに日本のお笑い文化に興味を持ち、堪能してくれる人が世界的に増えたら良いと思う。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。