２００８年のモーニング娘。世界へ羽ばたきだす

2008年のモーニング娘。さんはファンの中で有名な『プラチナ期』に入りまして、もともと格好良い楽曲が多かったのですが、そのレベルを上げ角度も変え

アイドルの中でも可愛いだけでなく格好良さの底力みたいなのを見せてきた辺りの時代になります。

この年はメンバーの卒業や加入がないデビューしてから実は初めての人数変動なしの1年でした。

そして日本の歌謡曲をカバーしたことでも話題になりました。

2008年4月16日発売３６thSINGLE【リゾナントブルー】

令和の現在ライブで必ず盛り上がる楽曲で、しかしこの組み合わせでのパフォーマンスはこの時のメンバーが1番だと自分は思っています。

現役のパフォーマンスも最高なのですが、本家がたまにパフォーマンスされる時があって、それを見た時に「やっぱ本家」ってなりました。

メンバー高橋愛、田中れいな、久住小春ちゃんがメインで新垣里沙、亀井絵里ちゃんがサポートするようなポジション

道重さゆみちゃんが叫び担当、ユニゾンで光井愛佳、ジュンジュン、リンリンの組み合わせ

この楽曲以降「高橋愛」「田中れいな」の2トップの歌唱メインの時代が続きます。

この楽曲の間奏部分のダンスの時に観客は「オーオーオーオーオー」とコールするところがあるのですが、そこはライブでしか味わえないとても気持ち良いところで是非色んな人に叫んでもらいたいです。

そしてこのＣＤは韓国、台湾と発売されコンサートも開催され日本を飛び出した年にもなりました。

そして春ツアーではシングル曲のみをセットリストに組み込み３６曲全て披露され全国を飛び回りました。

デビュー曲「モーニングコーヒー」から最新曲まで

このコンサートの見所は、全てホールでのコンサートの中のステージ上でのメドレーを利用しセットを使っての複数の早着替えは前にも後にもこのコンサートだけな気がします。

絶対に見てほしいし、今のモーニング娘。さんもやってみてほしいです。

モーニング娘。さんのコンサートは数多くの歴史があるのですが、このコンサートも世に知って貰いたいです。

そしてこの夏にも宝塚さんとコラボしたミュージカルが新宿コマ劇場にて行われました。

モーニング娘。全員と宝塚さんとのミュージカルで宝塚に入りたかった高橋愛ちゃんの夢がまたここで叶ったのです。

衣装も宝塚さん仕様で動いていたらしく着心地も違ったと話してました。

その新宿コマ劇場は今はなくて、東宝ビルになっています。あのゴジラがいる建物です。時代を感じますね。

2008年9月24日発売３７ｔｈSINGLE【ペッパー警部】

ピンクレディーさんの代表楽曲をモーニング娘。さんがカバーし大きな話題に

そしてオリコン週間チャート3位という記録はピンクレディーさんの最高記録を塗り替えました。

そしてカップリング曲は岩崎宏美さんの「ロマンス」です。

ペッパー警部の振付は本家の部分をそのまま活用しつつ人数が多いので厚みを活かしたダンスはまた魅力的ですよ！

こちらは次に出すアルバムの先行シングルとして発売何故カバー曲を発売したのは後程

モーニング娘。さんとしてのアレンジは曲の終わりに道重さゆみさんの「ペッパー警部よ」は斬新でアイドル感満載です！

2008年1１月26日発売カバーアルバム【COVER　you】

モーニング娘。さん初のカバーアルバムで、全曲阿久悠さんの作品で構成されていまして

「どうにもとまらない」「UFO」「恋のダイヤル６７００」などが収録されています。

そして「居酒屋」という楽曲では五木ひろしさんと高橋愛さんのデュエットです。

このアルバムは残念ながらヒットしなかったのでご存知の方は少ないかも知れませんが、令和の時代昭和の楽曲を好む人たちが多いので、その人たちに見つけてもらいたいです。

平成の時代に出された昭和楽曲をモーニング娘。さんが歌唱されているので聞きどころ満載です。

秋ツアーでこの年は幕を閉じたのですが、前回のライブは過去の楽曲がどちらかというとメインでしたが、今回は現在の楽曲をメインにパフォーマンスされました。

腹の底から歌う「リゾナントブルー」や後に出るアルバム楽曲「グルグルJUMP」などタイトルに因んだ「反響」させていたと自分は思います。

映像でしか伝えきれないパフォーマンスがこのライブに！DVD やBDも発売されていますので是非一度お手に取ってみてください！

モーニング娘。さんは、この年からテレビの露出が減ってきまして、ライブに精を今まで以上に入れ出したのもこの年で、この年のNHK紅白歌合戦にまさかの落選し、10年連続出てた記録をここで閉ざされてしましました。

世間でいう順当にいけてないと思われるかも知れませんが、海外ライブもこの年から出来ましたし、日本以外でCDが発売された年も今年でした。なので新しい挑戦をした1年だったんじゃないかと自分は思います。