日本の「和」といえば京都が有名だが…
京都に行きたい!けど…
日本の「和」の文化に触れるなら京都観光が有名だが、日本観光の人気スポットだけに他の観光客も多く色々と準備も大変で窮屈になるのが嫌な方や、あまり日本人も知らないような「和」スポットが気になる方にもおすすめです。
気軽に「和」に触れることで心を落ち着かせる
そんなあなたに東京観光ついでにふらっと気軽に立ち寄れて、日本文化に触れることのできるおすすめスポットが今回紹介する「杉並区立大田黒公園」です。
入り口を抜けると大イチョウ並木
新宿から約30分の近さ
日本の首都といえば「新宿」。首都とということもあり日本のファッション・食・演芸等々最先端の文化が体験できます。その新宿から電車と徒歩で約30分程度で大田黒公園にたどり着くことができます。
住宅街を抜けると見えてくる「小さな京都」
JR・東京メトロ「荻窪駅」より徒歩約10分、閑静な住宅街を抜けると見えてくる「小さな京都」。入り口にはこれから古き良き時代の日本文化があなたをお出迎えします。
正門を抜けると樹齢100年を超える大・大イチョウ並木が並び、他にもケヤキ、アカマツ、シイノキなどの巨木も茂り、この瞬間からここは都心の住宅街と忘れるような光景が広がります。まずはここで写真を数十枚撮る方も多いとか。
イチョウ並木を抜けるとそこは日本庭園
ここが一番の写真スポット日本庭園
イチョウ並木に圧倒されるやいなや、この土地の高低差を利用した「流れ」があり、木・水といった心が洗われる要素が一気にあなたの五感を刺激します。
記念館で当時の日本の“貴族文化”に触れる
登録有形文化財の大田黒氏の記念館
日本庭園を抜けると、緑色の木々の間からややピンク色がかった建物が見えてきます。この建物は大田黒 元雄(おおたぐろ もとお、1893年1月11日 – 1979年1月23日)という日本における音楽評論の草分けとして知られる人物が建てた邸宅です。この記念館には、大田黒氏の愛用のスタインウェイ社製のピアノや蓄音機などが展示されており、所謂、当時の日本の“貴族文化”に触れることができます。まるで1900年代にタイムスリップしたような気持ちになれる館内となっております。この記念館は国の登録有形文化財になっています。残念ながら館内は撮影禁止の為、是非、あなたの目で確かめてください。
まさかのこれで入園料“無料(タダ)”
他にも季節のイベントも開催
他にも季節毎にイベントも開催しており、特に春の桜のシーズンは新緑ライトアップの期間限定イベントが開催されており、夜桜を楽しむことができます。秋の紅葉シーズンにも昼間には綺麗な紅葉で四季を体験できる他、こちらも夜間にはライトアップで幻想的な雰囲気に包まれ、水面に映りだした紅葉が園内を彩ります。
ここまで「和」に触れることができて入園料は無料
今回紹介した大田黒公園は都心からも近く、四季も楽しめ、さらに1900年代にタイムスリップしたような体験もできる気軽に「和」に触れることができる隠れ家的スポットです。最後に驚くべきことととしてはこの大田黒公園、なんと入園料が無料です(※ただし期間限定中のライトアップ中の夜間入園料は除く)。大田黒公園は気軽に、お得に日本の「和」文化に触れることのできる数少ない観光スポットとなっておりますので、是非お立ち寄りください。
アクセス・営業時間
アクセス
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪3丁目33−12
JR・東京メトロ 丸の内線 荻窪駅 南口下車 徒歩約10分
園内に駐車場はありません。近隣の有料駐車場をご利用下さい。
自転車でお越しの方は正門向かって右側にある駐輪場をご利用ください。
ウェブサイトURL:https://hakone-ueki.com/sub/
大田黒公園管理事務所 :Tel.03-3398-5814
営業時間・その他
開園日 1月2日~12月28日 開園時間 9時~17時(入園は16時30分迄) ※夜間ライトアップ期間(11/末~12/初)は、午前9時から午後8時(入園は7時45分迄) 面積 8,972.31㎡(2719坪) 開園日 昭和56年10月1日 | |